blog

今週の営業日

30日(日)12時半〜17時
その他、日時により店には出ておりますので、ご来店のご相談承れます。
どうぞお気軽にお問い合わせください。

9回目

 

今年で9回目となる青花の骨董祭も、お陰さまで無事に、楽しく会期を終えることができました。
どうもありがとうございました。

これを機に、事務所にもお気軽にお立ち寄りいただけましたら幸いです。

SNSで、この事務所のことを店と呼ぶ宣言をしたのに事務所と言ってしまう。
外からの見た目はまるっきり事務所ですが、なかは店っぽくなってます。

植え込み

今年も「青花の会|骨董祭」に参加いたします。
しばらくお休みしての返り咲きのお店、初参加のお店もあり、ますます賑わいそうです。
骨董祭の詳細はこちらでご確認ください。
https://www.kogei-seika.jp/seikafes/2024.html


4月 某日  晴れ

事務所手前の植え込みのバラが咲いた。
昨年ここを内見に来た時に気に入ったバラだった。
越して来ると同時に始まった大規模修繕工事で取り払われてしまったのかと勘違いしてブログに根こそぎなくなっていたと書いた。
そのあと間もなく、束ねられていただけでまだあったことに気がついて、自分の観察を恥いって今日に至る。


5月 某日  晴れ

ホームページに紹介するために来月開催の催事の推奨品の写真撮りをする。
携帯電話で撮るのだが、色が実物になかなか近づかないのでいつも以上に苦労する。
今回のものは、あまり説明すると雑音になりそうだと考えてなるべく短い文でまとめたのが何かの拍子に消えてしまったり、、を繰り返して一日中パソコンにかじりついて本当に泣きそうになる。
外は謂わゆる行楽日和、これを毎年繰り返している気がする。

骨董祭に提出する草友舎の推奨品が2点とも仏教関係でないのは初めてのことということだけではなく、これは自分にとって変化球の試みだ。



笹と南天のあいだにバラがある


桜(つづき)


3月 某日  曇り

今日は東京の桜の開花発表があるかもしれないと思って昼頃に事務所隣の靖国神社の標本木を訪ねてみる。
開花発表とともに世間が花見や宴会で浮かれる感じについてゆけず半ば冷めた気持ちで毎年ニュースを見ていたが、靖国神社の裏に事務所を移したので今年からはちょっと違う。
標本木の周りには人が集まっていて、数輪咲いている枝を写真に撮っていた。
私もその輪の中に入って枝越しに観測員を待つ報道陣を写真に撮ったりしたが、用事があるので観測員が来る前にその場から離れた。
晩のニュースには報道されなかったので、あんなに咲いていたのにと思った。


3月 某日  (天気を忘れた)

昨日はされなかった開花発表があった。
蘖に咲いた花は開花発表には数えないそうで、蘖、ひこばえと言うことばと意味を遅ればせながら知った次第。
それまでは、脇枝と言っていたが、蘖という漢字と読みの響きが古風に思えて気に入った。
以前に一度だけ、東京近郊の静かな公園の池のほとりで少人数での古風な花見をしたことを思い出す。
花見弁当作り係、飲み物係などそれぞれ担当があり、敷物は花茣蓙に限るとの皆の考えが合って、私は茣蓙を受け持った。
葉も出始めたころで、花弁がひらひら散るのを眺めるような集いだった。


この冬は不安になるほど寒くならず、3月に入ってから真冬のような日が多い。
桜の開花予想日も延びた。
桜前線に合わせて出かける計画をたてることもなく、普段の自分の行動範囲内で眺める程度なので、そのようなニュースをあまり気にしたことがない。
用事で出かけた先でたまたま景色の良いところを通りかかり、見頃の桜を眺められることがある。
そんな時は思いがけないご褒美のようで嬉しい。
私にとっての見頃は三分咲きくらいだろうか。

昨秋移転してきた今の事務所の隣の神社には東京の桜の標本木がある。
観測員が双眼鏡で開花を見極めるニュースを少々大袈裟ではないかと毎年思っていたけれども、せっかく近所なのでその様子を見に行ってみたいような気もしている。

2024

 
年が明けて半月ほど経ちました。
いつ何時でも、何処でもさまざまなことが起こりうることをあらためて思い知るような今年の始まりでした。
遅くなりましたが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。


*      *      *      

近所の公園の木々を自分の基準としているので、他では少し違うかもしれない。

5年前からはとうとう落葉しきらずに大晦日になって、年々葉の残りかたが増えてきて、今年は銀杏の樹が黄葉した葉を多くつけたまま晩秋の趣きで年を越した。
北風がすっかり葉を吹き飛ばして枝だけになって、きりっと新しい年を迎えたいような気がしている。

水仙


おかげさまでこの一年も無事に過ごすことができました。
9年前に開業してから4度目の移転、ようやく落ち着き、事務所は店らしくなりました。
参加した催事での他は花を活けることも一年間怠っていましたが、少しづつ、慣らしていこうと思います。


12日  某日 晴れ

区が管理する近所の躑躅の植え込みの隙間に生えていた白い水仙がみな折れていた。
何か大きなものが乗ったか倒れたようなありさまだった。
この、あまり見かけない水仙は、毎年この時期通りかかるたびに気に留めていた。
これなら好都合と思い、店で使うために一本選んで切ってくる。
この水仙を検索すると、ペーパーホワイト、和名はシロバナスイセンと呼ばれることがわかった。
佇まいが清楚でミッションスクールの生徒を思わせる。
私は水仙を活けるのにはとても技術がいるような気がしているので今まで買ったり摘んだりしたことがない。
花器に経筒を選んだ。
案の定、葉が思うような向きにならず経筒の中心に据えたくても据えられず、30分以上こねくりまわして終いには諦めて入れたものをSNSに投稿する。
生け方ではなく、純白の水仙を見てもらいたかった。


八十八所

四国へ行くことになった。
私は高所での密閉感が苦手で飛行機に乗れない。
十数年前に運行廃止になった青い寝台特急列車の思い出が新しい体験に上塗りされないよう、乗るのを差し控えていた今の寝台車をとうとう利用することにする。
出発日間際だったが切符は取れた。
こうなった以上は、やはり入線時刻前にホームの先端に待機して写真を取らなくてはならない。
音、姿、内装、、何かにつけて比較して、存在感のあった国鉄車両を偲んだ。

予定のない一日は、平安仏のある寺を2〜3箇所巡れたらと考えたが、四国行きは数日前に決まったので下調べが思うようにできなかった。
そもそも限られた時間内で、本数の少ない鉄道や路線バスの時刻をやりくりして徒歩で辿り着けるところが少ない。
帰りのことも考えなくてはいけない。
ここならどうにか行けそうだ、と、いくつか拝観を問い合わせてみても、秘仏であることを頑なに守っているところばかりだったが、ひとつ、予約を受け付けてくれた札所になっている寺を訪ねる。

午後2時ごろ、小さな箱のような待合室があるだけの無人駅で下車したのは私と地元の高校生の二人だけだった。
刈り取られて乾ききった田圃の間の道路を誰とも会うことなく30分ほど歩いて目的の寺の山門が見えてくると、出入りしている人が思いのほか多かった。
皆、本格的な遍路姿ではなく軽装に白い輪袈裟かけて、なかには菅笠を被った人もいる。
団体行動ではなく、各々で巡っているようだ。
小さな塔頭のそれぞれの前でも手を合わせて真言を小声で唱えたりもしていた。

私は本堂をお参りして収蔵庫を開錠してもらい、木彫十一面観音像と対面する。
平安時代初期の威厳に満ちた一木作りの像で、個性的な面貌に地方色は感じるが素朴ではない、奈良や京都の古寺の仏像にも引けをとらない丁寧な作行きに感激した。
脇侍の日光、月光菩薩は本尊より少し時代は遅れているが、やはり量感があって素晴らしく、この一寺で阿波の空気をいっぱいに吸い込んだような思いがした。

収蔵庫を出ると裏手に駐車場があり、輪袈裟をかけた人たちが各々下車したり乗車したりしているのが見えた。
自分の生活には車がないのでそういう手段の巡礼は思いつかなかった。
私も鉄路を利用しているので昔の巡礼者には思いもよらない手段だろう。

2023東美アートフェア

 

草友舎は2回目の出店となる今年の東美アートフェアも、お陰さまで無事に終えることができました。

来年は東美アートフェアの開催はありませんが再来年、2025年のアートフェア出店の抽選にも申し込もうと思っています。




7月某日 晴れ

出店する催事に並べるものをおおかた選び、それに合わせて考えたブースの模型を作ってみた。
模型作りは趣味3分の2、催事に対する意気込み3分の1の割合によるものだ。





10月某日〜某日  晴れどきどき曇り

催事が始まって、無事に終えられた。
今回の自分のブースでは、移した事務所に取り入れたばかりのリモコンで調光と調色ができるスポットライトを持ち込んで使った。
3日間いろんな人に調光と調色を実演してみせた。


10月某日 晴れ

この夏の暑さに耐え抜いたご褒美のような澄みきって心地のよい天気が続いている。
事務所を移して初めて隣の神社の境内を隈なく散策する。
私は古びて素晴らしい休憩所には何度か入ったことがあったが、数年前に建て替えられたことは神社のなかをたまに突っ切っていたので知っていた。



以前の素晴らしい休憩所

在庫

まとまった数の郵便物用の切手の購入と発送は、東京中央郵便局を利用するのが30年来の慣わしだ。
今回も切手を選びに出かけたのに、これで出したいという記念切手がなかったのは初めてのことだった。
私はなぜか、なるべく古美術に関係のない切手から選ぶことを課題にしている。
今回は古美術に関係した切手を選ぶことになるのかと諦めたが、やはり無関係なものから選んだ。

昔はよかった。
東京中央郵便局の敷地に超高層ビルの建設工事を始める前までは、地下の殺風景な一角に、在庫がある何年も前からの記念切手が数十種類も販売されてた。
数年の間に種類は減ってきても、選ぶ余地はありすぎるほどだった。
その頃のことだからもちろん手でちぎる切手だ。


ここまで昔は知らない

*     *     *


催事と事務所移転のお知らせをインフォメーション欄にあげました